2024.12
静岡市葵区の戸建て住宅で天井のセルロースファイバー断熱を施工しました。
天井裏は想像以上に複雑な形状で、形の決まったグラスウール等は障害物をカットしながら施工していく必要がありますが、吹き込み工法ならではのメリットを活かし、隙間なくしっかりと断熱材を充填しました。
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吹き込み工法のメリット
1. 隙間なく施工可能
天井裏は真っ平ではなく、梁や配線などの障害物が多いことが一般的です。形の決まったグラスウールなどでは障害物を避けながら切断し、設置する必要があり、どうしても隙間ができやすいです。しかし、セルロースファイバーの吹き込み工法なら障害物があってもその隙間に自然に入り込むため、完全な断熱性を確保できます。
2. 高い遮音性と断熱性
セルロースファイバーは、木質繊維を主成分とした断熱材で、高い遮音性も持ち合わせています。外部の騒音を軽減し、室内環境をより快適にする効果も期待できます。
3. エコで安心な素材
リサイクル材を使用しているため環境にやさしく、家族にも安心の断熱材です。
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施工での注意点
-隙間の重要性
一般的には断熱材の性能や数値で選ばれる方が多いですが、一番重要なのは「隙間なく施工すること」です。どんなに性能が良い断熱材を使っても、隙間があると熱や冷気が漏れ、効果を十分に発揮できません。
-天井裏の形状確認
複雑な形状や障害物が多い場合は、事前にしっかりと調査し、最適な施工方法を選ぶことが必要です。吹き込み工法は特にこういった現場で効果を発揮しますが、施工には熟練した技術が求められます。
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セルロースファイバーの断熱工事は、快適な住まいを作るうえで非常に効果的です。
天井裏や壁の断熱をお考えの方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。