2024.10
静岡市清水区にて、木造住宅の和室、建具交換のご依頼をいただきました。
温熱環境を考えると本来サッシが理想的ではありますが、今回の部屋はほとんど使用されておらず、コストを抑えたいとのご希望があったため、造作の建具で対応しました。
今回使用したのは、秋田杉の赤身。昔ながらの金物と合わせることで、趣のある仕上がりになりました✨写真では伝わりにくいかもしれませんが、秋田杉の持つ自然の色合いと質感が際立ち、とても美しいです。本来であればかなり高価な材料ですが、在庫が運良く間に合ったため、ご予算内でご提供できました。
造作の建具はどうしても多少の隙間ができるため、外部に面した窓には向かない場合もありますが、やはり塩ビ製のシート材とは異なる、木材そのものの風合いが魅力的です。本物の木材が持つ温かみを感じる施工になりました。
これからも、用途やご予算に合わせて最適な提案を心がけてまいりますので、ぜひお気軽にご相談ください