外付けブラインドと外付けロールスクリーン、どちらが良いのか悩んでいる方も多いのではないでしょうか?
今回は、オイレスの外付けブラインドシャッターを実際に使った経験をもとに、2つの製品を比較してみました。
■ オイレスの外付けブラインドを使ってみての正直な感想
オイレスの外付けブラインドは、確かに高品質な製品ですが、正直なところ、お施主様にはあまりおすすめできません。
その理由は「修理費用の高さ」と「部品の耐久性」にあります。
10年ほど使用した後、部品が割れて修理を依頼したのですが、作業時間は約2時間半なのに修理費が10万円。交換した部品はそれほど高価には見えず、正直なところ「足元を見られたのでは…?」という気持ちが拭えませんでした。
しかも、同じ部品がいくつもついているため、また故障すれば再び修理費がかかる可能性が高い。さらに、モーターの交換となれば20~25万円ほどかかると言われており、維持費がかなりかさむのがネックです。
■ 外付けブラインド vs. 外付けロールスクリーン
そこで、外付けロールスクリーンと比較してみました。
★ 価格
- 外付けブラインド(高さ2000mm × 幅1820mm) → 約60万円
外付けロールスクリーン(同サイズ) → 約5万円
イニシャルコストの差は歴然!外付けブラインドは、外付けロールスクリーンの約12倍の価格です。
★ メンテナンス費用
- 外付けブラインド
- 10年ほどで部品交換:10万円
10~15年でモーター交換:20~25万円
外付けロールスクリーン
ランニングコストの面でも、外付けロールスクリーンの方が圧倒的にお得です。
■ 使い勝手の違い
◎
目隠し効果
どちらも日中は下げておけば、室内がほぼ見えません。ただし、冬場は外付けロールスクリーンを上げることが多いため、
年間を通じた目隠し効果は外付けブラインドの方が上です。
◎
風への強さ
- 外付けブラインド → 強風にも比較的強い
外付けロールスクリーン → 風が強いときは上げる必要あり
特に台風シーズンなどは、外付けロールスクリーンは対策が必要になります。
■ デザイン性について
これは完全に個人の意見ですが、オイレスの外付けブラインドは
見た目が少し野暮ったいと感じました。
特に上部のカバー部分が目立つので、造作で上手く隠せればいいのですが、そのまま付けると見栄えが微妙…。
■ 結論:外付けロールスクリーンがコスパ最強!
日射遮蔽の性能はほぼ変わらず、使い勝手は外付けブラインドの方が上。ただし、圧倒的にコストがかかる!
「無理してでも外付けブラインドを付けようかな?」と考えている方は、一度冷静に考えた方がいいかもしれません。コストを抑えつつ、機能性を求めるなら
外付けロールスクリーンで十分!
特に「メンテナンスにお金をかけたくない」「強風時の取り扱いに気をつけられる」という方には、外付けロールスクリーンがおすすめです!