最近、「高性能住宅」という言葉をよく見かけるようになりました。
けれど実は、明確な定義はありません。
そのため、どう見ても普通の家なのに“高性能住宅”と名乗っているケースもあります。
では、本当に高性能といえる家とはどんな家でしょうか?
チキータ的に考える“最低限の基準”はこの3つです。
高性能住宅の3つのポイント
- ・トリプルサッシを使用している
・サッシの内付け、または窓上に庇(ひさし)がある
・全館冷房で26℃前後・湿度60%以下をキープできる
外皮性能が高くなると、まず「音」が静かになります。
すると今度は、窓やサッシから聞こえる音が気になってくる。
その解決策として、トリプルサッシや庇が有効なんです。
また、全館冷房で温度と湿度を一定に保つには、
気密・断熱・空調・換気の計画がしっかりしていなければ実現できません。
この3つをクリアできてこそ、本当に「高性能住宅」といえるのではないでしょうか。
これから家づくりを考えている方は、ぜひ建築会社さんに聞いてみてください。
「トリプルサッシですか?」「全館冷房で湿度60%以下を保てますか?」
この質問が、“本物の高性能住宅”を見極める第一歩になります。